産学協同・可視光通信コンソーシアム
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1.ITS-WGについて

 本WGは、可視光通信技術のITS分野における活用をテーマに活動しています。

ITSは情報通信技術を用いた人・車・道路の協調による安全で快適な道路交通システムの実現を目的とした新しい交通システムです。

 高速道路等に設置されている交通情報板にはLEDが使用されており、交通信号機もLED化が進んできています。またLED技術の進歩により近い将来道路照明や車のテールランプやヘッドランプもLEDへ置き換わっていくと思われます。こうした光源に可視光通信技術を活用することで安全で快適な道路交通システムの実現に一役を担うことができるように検討を行っています。

2.活動内容

・アプリケーションの整理

ITSといっても、車と道路側との通信(路車間通信)、車と車の通信(車々間通信)、歩行者と道路側との通信など様々なシーンが想定されます。まずは各シーンごとにアプリケーションを整理し、その中から各シーンごとにアプリケーションを絞り込んで、通信方式、データ形式などの検討を行っています。

 これまでに挙がった具体的なアプリケーションの例としては

  • 交通信号機から車・歩行者への信号情報提供
  • 道路側から車・歩行者への位置情報提供
  • 後方車両への道路側情報のリレー
  • 後方車両へのブレーキ情報提供

などがあります。2006年3月のJAPANSHOPには交通信号機から歩行者への信号情報および位置情報の提供による歩行者ナビのデモシステムを出展致しました。

・屋外可視光通信の技術検討と実験

 可視光通信のITSへの応用を考えると、アプリケーションの多くは屋外での通信が主となります。屋外における可視光通信には、太陽光やネオンサインといった外乱光の影響、複数の可視光通信光源の相互干渉など解決すべき課題が多くあります。まずは交通信号機による検証や実験を通してこれらの技術的課題の整理、屋外での通信能力の確認を行っています。

・イメージセンサ通信の応用

 屋外可視光通信の課題である外乱光や相互干渉を解決する通信方式としてイメージセンサ通信が挙げられます。また、イメージセンサ通信には外乱光・相互干渉耐性の他に情報源の位置把握や画像との併用といったメリットがあり、これらのメリットを活かすことでITSへの可視光通信技術の活用の幅が広がる期待されます。交通信号機を用いた実験などを通してイメージセンサ通信のITSへの応用を検討していきます。



写真1.JAPANSHOP展示の様子

写真2.屋外実験の様子

写真3.信号機とカシオ計算機のイメージセンサ通信の実験の様子
 

  < 活動予定スケジュール >


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