産学協同・可視光通信コンソーシアム
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基盤技術検討WGのこれまでの活動と今後の活動について


図1.基盤技術検討WGの位置づけ

1.基盤技術検討WGについて

可視光通信コンソーシアムには技術委員会の下部組織として下記の3つのワーキンググループがあります。

  • ITS WG
  • 可視光マルチメディア通信WG
  • 基盤技術検討WG
基盤技術検討WGは、上記2つのアプリケーションにおいて共通技術や必要技術を調査し、優先度をつけてそれぞれの課題を検討するワーキンググループです。これらのWGや標準化委員会、その下部組織のワーキンググループとの連携を図り、横断的に活動をするワーキンググループということができます。(図1)

 

2.第二期の活動概要

可視光通信の実用化において最も現実的な発行素子としてLEDを、受光素子としてフォトダイオードを選択し、基礎データを収集すべく実験を中心に活動してきました。既存の1個のLED vs 1個のPDという最もシンプルな構成による通信能力を見ることで、現在のデバイスの実力を知ることができました。実験結果をシミュレーションと合わせ見ることで実験なしでもおおよその見当をつけることができることも確認いたしました。また、色別による検証、レンズをつけたときの効果も確認しました。(図2)

図2.基礎実験のセットアップと測定結果例
 

3.第三期の活動の範囲

3−1 前期のまとめ

前期行った実験、考察のまとめを行いレポートといたします。また各WGが参照して共通に確認ができるように、推奨実験系(セットアップ)、推奨測定方法も盛り込んでいきたいと考えています。

3−2 高速通信 (数Mbps〜)の基礎実験と今後の検討

既存のLED/PDにおいて高速通信を実現するためにどのような周辺回路が必要なのか、複数個のデバイスを用いた場合どのように大容量化、高速化が可能になるのかを実験していきたいと思います。また将来的な高速化に向けたLED/PDの最適化を検討していき、市場に提案してきたいと思っています。またマルチチャンネル通信により如何に高速通信が実現できるかも合わせて検討していきたいと思っています。

3−3 イメージセンサーによる通信の検討

可視光通信コンソーシアムでは、受光デバイスとしてのイメージセンサにも注目しており、「イメージセンサ通信」として、基盤技術WGにて各社協力のもと検討が進められています。イメージセンサ通信は、

  ・広い検出角度でありながら、長距離伝送が可能になる。
  ・外乱・干渉にきわめて強い伝送が可能になる。
  ・並列通信が可能になる。
  ・信号の位置把握ができる。(画像にフキダシを出した案内など)

このようにユニークな特長を持っています。活動内容としては、イメージセンサ通信と旧来のフォトダイオード通信の棲み分け、共存、統合についての議論と実験、展示会を通じた可視光イメージセンサ通信の提案などを行っています。

 


図3.イメージセンサ屋外通信実験の様子

 

イメージセンサ通信、屋外実験の様子を紹介しています。3cm径 0.5WのLEDで、80mで画像と各部屋の情報を取り込んでいる様子。(慶応大学との実験では、同一のLED照明で200mの伝送を確認) (図3)



図4.Japan Shopでの様子

  図5.Japan Shopで実際にイメージセンサー通信
で投撮された商品情報

Japan Shop展での店舗システムに応用したイメージセンサ通信を紹介しています。   
カメラで商品情報の光(上段直接光、下段ダウンライトによる間接光)をとらえ、プロジェクタでカメラが向いている方向の商品の詳細情報を投影しています。 (図4、5)

 


図6.年間スケジュール


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